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私の選ぶ「日本の偉大なギター名盤 5 」

更新日:2021年2月4日

今月発売されたギターマガジン 2020,06月号で掲載された特集「日本の偉大なギター名盤100」

それはそれは面白い企画でした。

自分だったら何を選ぶだろう、と考えてブログの賑やかしも狙い「私の選ぶ日本の偉大なギター名盤 5 」たる企画を投稿します。

せっかくなのでGM編集者のように評論家っぽくつらつら書き出してみようと思う。コロナ禍の最中、音楽を聴く機会も増えた中で参考になれば、、

チェケらっ!(掲載五十音順)


①X / BLUE BLOOD

(1989.04)Gt. HIDE,PATA

もう衝撃的すぎて学生時代とにかく聴いた、一生懸命ギター練習した。今でも聴くし今でもギターで弾きたくなる(もう弾けないけど)

これがルーツでメタル向きのギターの方向に行きました。耳に残るフレーズと口ずさめる名ソロ。そしてXならではの刻みリフ。

高校時代、校内で唯一(たぶん)Xをちょびっと弾けたことで、その当時影が薄く根暗だった自分の壁を壊すのであった。


もう今は早すぎて弾けません。


②SIAM SHADE / SIAM SHADE Ⅵ

(2000.07)Gt. DAITA,KAZUMA

とにかくテクニカル、高難度フレーズ全部詰め込みました、みたいな。

タッピング、スウィープ、8フィンガーっぽいのまで出てきて。どうやって弾いてるんだ!? スコア見てもさっぱり弾けず。それでも耳障りにならないフレーズなのはさすが。

Hard sideとLight sideの二枚組。幅広い楽曲とフレーズを堪能できる。


③聖飢魔II / 1999 BLACK LIST

(1999.05)Gt.エース清水長官,ルーク篁参謀

赤のエースと青のルーク。個性溢れる2人の異なるメタルギタリストが存在するのが聖飢魔IIの魅力。

まず、ルーク。とにかく早弾き!映像みても指残像になってて目で追えないぞ。

対するエース。エモーショナルなフレーズで泣かせるんだよなぁ、思わずグッとくる。

2人の対するギタリストが生み出す悪魔的なギターフレーズを堪能できる世紀末発売のベスト盤。


④L'Arc〜en〜Ciel / Tierra

(1994.07) Gt. ken

メランコリックで異国情緒溢れる幻想的な雰囲気の初期ラルクの名作。

当時のラルクは今よりもキーボードを重ねるよりギターを重ねて音を作っており、そのフレーズ一つ一つが曲の情景を作る大切なパーツになっている。


とにかく雰囲気が素晴らしい。メジャー1作目でここまで作ってしまうラルクはやはり無敵なのだ。


⑤LUNA SEA / LUNACY

(2000.07) Gt.SUGIZO,INORAN

「gravity」この曲を聴くためだけでもぜひ一聴してほしい。透明感溢れるアルペジオの裏で暴れまくるノイズのような轟音ギター。

完全に対となるフレーズが合わさって曲の美しさを作り上げる。まさに芸術。

全く違うタイプのツインギター像を生み出したLUNA SEAの真骨頂。

当時のメンバー間の緊張感がスリリングさを生み出したであろう、終幕(解散)前にして最高傑作。



以上、5作ピックアップ。なんだかんだ似たようなとこいっちゃうなー。学生時代に聴きまくってた感覚って未だに色濃く残ってますね、それを超えるものってなかなか出てこない。

すっかり最近ギター弾かなくなってしまってリスナー重視になってきた自分ですが、まだまだギターに対しての興味は尽きません。

もし皆様のおすすめもあればぜひ教えて頂きたいところでございます。












1 Comment


Unknown member
Jan 01, 1970

面白いし見応え充分!納得&らしい人選だねー


トダバーン的には邦楽ギターヒーローといえば何と言ってもアベフトシ!!!


真島昌利にROLLY、元ジュディマリのTAKUYA...


ギターボーカルとかシンガーソングライター系まで含めると

ベンジー、向井秀徳とか山崎まさよし、山下達郎とかもう収集つかない(笑)

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