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あんまりよく分からないなりに録音をしてみる、ということ

  • 執筆者の写真: HAL
    HAL
  • 2020年2月6日
  • 読了時間: 5分

お疲れ様です、映像班のHALです。


今年の個人的な目標の1つとして、『叩いてみた動画を作成する』というのがありまして。


※SBC AICHI内でまだ『歌ってみた』『弾いてみた』などに手を出している人を見かけないので(単に僕が知らないだけかもですが)、試しにやってみたかったという感じです。これを機に他のサークルメンバーの方も興味を持ってくれたり、実際に挑戦してみる人がいれば、とても嬉しいのですが。。。



さて、演奏してみたカテゴリの動画を作成するにあたり、


・演奏しているところのビデオ撮影


・音源の録音


が必要になってくるわけですが、前者に関しては、

うちのサークルでHALと言えば映像班ですし?

ビデオ撮るくらいのことは?

まあ何とかなるとして。


問題はやはり後者かなと。


そんな訳で、今回はドラムの宅録に関するお話です。

専門的な用語や知識が多いですが、それでもなるべくドラム経験者や他パートのバンドマンの方にも伝わるように書いてみるつもりですので、最後までお付き合いくださると嬉しいです。



とは言え、時間的にも金銭的にも、スタジオまで行ってレコーディングするのも大変なので、出来たら自宅で済ませたいぜ…!とか考えてしまうくらいには出不精なHALです。


幸いなことに、普段の練習に使用している電子ドラム(Roland V-drums TD-20)があるので、

これを使って録音しようと思います。


※そもそもスタジオでアコースティックドラムを使って録音するとしたら、マイキングなどPA知識的な問題が発生するので、自分一人では実現が困難かと判断しました。



さて、歌や楽器の録音をするにあたって一般的に必要なものとしては、


①そのパートの楽器(歌ならマイク)

 →今回は電子ドラムを使用

 アコースティックドラムを使用する場合はマイクが数本とミキサーが追加で必要です。そういった意味でドラムに関しては電子ドラムを使用した方が敷居としては低いと思います。


②録音するためのパソコン+DAWソフト

 →HALは数年前にぷんぷぷーんというKinki kidsのコピバンをやった際に同期演奏で使用

したノートPCとSONAR Platinumを持ってました。


 ※話は脱線しますが、SONARは現在廃版になっており、Platinumと同等の機能を完全無料で使用できるCakewalk by BandLabというDAWに生まれ変わってます。

 DAWと言えば、cubaseが圧倒的シェアを誇っているかと思いますが、HALはさかきさんの影響でDAWの入りがSONARだったため、オススメするとしたらこちらです。


③オーディオインターフェース

 →これも上記と同様の理由でzoomのU-24という機種を所有していました。

 2in4outのモデルで同期演奏目的としてはかなりコスパが良いモデルだと思います。 


 ※また話が脱線しますが、このオーディオインターフェースという機器なんですけど、DAWはやらない人でも、普段自宅などでパソコンから音楽を聴くよー、って方は是非1つは持っておいた方がよいと個人的には思います。要はサウンドボードの代わりとしても使えるので、RCAとかのライン出力からアンプ(もしくはアンプが一体型のパワードスピーカー)に繋ぐことが出来るんですね。パソコン用のイヤホンジャック出力やUSB接続のスピーカー(バスパワータイプのやつ)に比べると、当然ですがアンプを通す分露骨にいい音が鳴りますよ。


と、以上の3点が挙げられるのですが、たまたま①~③が全て揃っていました。

これならDAW上で原曲トラックとクリックでも流しながら録音することは可能です。

※もちろん②③の代案としてMTRでも可能でしょう。


こうしてみると、もっと早くやってもよかったなと思わなくもないですが。



ただ、せっかく録音するなら、いくら当時のフラッグシップモデルであったとは言え、2004年製のTD-20の内蔵音源で録音するのもなぁ。。。と余計な事を考え始めたHALは、DAW上で(今回で言えばSONARの事です)いわゆるプラグインのドラム音源を電子ドラムと連動させようと思い付きました。


※ここで必要になってくるのが『オーディオ』インターフェースではなく、『MIDI』インターフェースです。電子ドラム側のMIDIアウト→MIDIインターフェース経由でPC側に認識させるとパッドを叩く信号がDAWに読み込まれるため、DAWのドラム音源が鳴る、という事ですね。

ちなみに③で挙げたzoom U-24にもMIDIインターフェース機能はありますが、ドライバの問題か機器間の相性の問題かはたまた単純にHALのやり方がおかしかったか…、レイテンシ(音の遅延)が抑えられなくて使うのを断念しました。

つまり要約すると『叩くのは電子ドラムなんだけど、鳴らすのはソフトウェアでいい音!』って事をやろうとしています。


正直、この時HAL的には自分の閃きに電流が走りましたが、後で調べたら何年も前から割とやってる人がいて(むしろソフトウェア側でも電子ドラムを使った入力に関する補助機能を備えているのがオーソドックスでした)、シュン…ってなりました。



早速、MIDIインターフェースとしてRolandのUM-ONE mk2と有料ドラム音源の中からAddictive Drums 2を導入し(そこまで容量が多すぎないのが決め手)、

自分好みのセットを数パターン作成します(HAL的にはこうゆう妄想じみた作業がクリティカルヒットしました)


Addictive Drums 2はDAWを立ち上げなくても(=スタンドアロンで)、キットやセッティング等の設定が行えて、保存しておけることや、キーマッピング(どのパッドを叩いたら、どの音が鳴るかの割り当て)の設定に主要な電子ドラムのモデルがほぼ網羅されているなど、ユーザビリティが優秀で初心者のHALでも簡単に設定できました。


と、ようやく準備が出来ましたので、録音&撮影し、動画にしてみました(拙い演奏ですが。。。)

ちなみにこれは、僕が今サークル外でやっているバンドの課題曲です。

HAL以外のメンバーも全員それぞれのパートを作成し、最終的にはバンドエディションになる予定です。



という事で今回はドラムの宅録に関するお話でした。


いかがでしょうか?

電子ドラム触ってみたい方や、オリジナル曲があって音源を作成したい方、ドラム以外のパートでも『演奏してみた』をやってみたい方はご相談ください。

※自分の楽器持ってHALん家とかさかきさん家まで遊びに来れる方はレコーディング体験出来ますよ!

(歌録りでも頑張って対応しますよ☆)

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